
今日聴いたYOUTUBE;
http://www.youtube.com/watch?v=83tPEp2K8vIなんとなく切ない曲。
この曲を聴くとわたしは70年代後半から80年代初頭くらいの当時の生活や世の中の雰囲気をそのまま思い出すものです。
TVでは[あばれはっちゃく]という毎週土曜の確か7時半から放送されていたドラマがあり、その前の7時からは[まんが日本昔ばなし」が放送されていたものです。
それらが終わると[8時だよ全員集合!]があり、9時からはけっこう個人的に好きだった丹波哲郎さんが出演している[Gメン75]をぼんやり見て眠るという、しかも次の日は日曜日というなんとも子供にとっては華やかな土曜日という期間があったものです。
さすがに夜9時を過ぎれば「もう寝なさい」と母に怒られたものですが、どちらにしても夜9時を過ぎれば自然に眠たくなるくらい外で走り回って遊んでいたのが懐かしいものです。
童謡サッちゃんを検索したら4番があるというので「エッ?」と調べてみたらなんと10番まで。
その4~10番の歌詞を読んでみたらあまりに下手糞だったのですぐにデタラメだと気づいたものですが、子供であれば本当に信じてしまっている子もいるのでしょうね。
この唄の歌詞にバナナのお話しが出てきますが、そういえば母も「バナナなんて病気の時にしか食べられなかったのよ」と、当時はすべての国民が貧乏だったことを教えてもらったものですが、「それでもすごぐ楽しかった、何にもモノはなかったけれど、不幸なんて思ったことはなかった」とよく言っていたものです。
毎日が餓死はしなくともお腹が空いている、でも思いやりや心から優しい人々に囲まれて心が満たされるような世界と、物質ならどんなものでも手に入り、食べ物も腐るほど食卓にあふれても心が錆びついている世界のどちらがいいかと言われたら、今のわたしなら迷わず前者を選択するものです。
童謡とか素晴らしいなぁ。
いつからかTVを観ていても音楽番組や芸人番組が始まると瞬時に消すようになった。
アイドルやみのもんたや小倉が画面にかすっただけで瞬時に消したりも。
何の迷いも無く。
そんな自分であることが嬉しい。
けっこういっぱいCDを持っていたものですが、ここ15年くらいのあいだに買ったのは宇井かおりさんのCDだけ。
だからCDケースはほぼ時間が止まったまま。
それ以外は90年代前半ごろくらいのCDばかりなものです。
「懐かしいなあ」と聴いてみて「何でこんなくだらないCD買ったんだろう、なんか腹立たしい・・」と思ったものはすべてリサイクルでバナナの叩き売りしたものです。
中古でさらに時代が古いのに全部で2万円近くで売れたので、そのお金で柔道畳を買ったものです。
そんな中でも捨てられず今もたまに聴きたいCDは50枚くらいでしょうか。
こちらに引っ越す際に何故か紛失した大切なCDも入れたら70枚近くになるかなぁ。
結構持ってるほうなのかも知れないですが、近い未来にはこの中からもたぶん心に響かなくなるアーティストが出てくるのかも知れないものです。
最後に残るアーティストのCDはどれかなぁ。
でも数少ないレコードだけは処分しない、もう一度レコードデッキを入手してひとりで静かな時間に大切に聴くまでは絶対に手放さない。